歯周病は症状が軽い場合は、歯石を除去、歯ブラシの仕方を変えることで改善されますが、症状が重い場合や歯石の付着が多い場合は、麻酔をして歯と歯肉の間に深く入り込んだ歯石を除去しなければなりません。
症状の診断にはCTを使用し、歯周病にかかった歯根の周りにある歯槽骨の状態まで把握して正確な診断を行います。歯周病の進行度をきちんとご説明をさせて頂き、患者さんに適した治療をご提案致します。
治療後も歯周病の進行を予防するため、定期的なメンテナンスが重要になります。
歯周病とは、歯の周囲に付着したプラーク(歯垢)が歯と歯肉の隙間に入り込み、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。歯周病になると歯がぐらつき、歯茎から膿が出てきます。そして最悪の場合、ぐらついた歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病は歯を失うだけでなく、心臓病や糖尿病などの全身疾患にも悪影響を与えます。 歯周病は自覚症状が少なく、気付いた時には手遅れになっている場合があります。
日々の生活習慣を見直して、歯周病を予防することが全身の生活習慣病の予防へとつながります。定期健診を受け、口腔内の状況を把握して、しっかりとケアを行っていきましょう。